TIMEX(タイメックス)-腕時計 評判
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アメリカン・テイストを今も守り続けているタイメックスは、手に入れやすい価格を保ちながら、確かな性能を持つことで人気を誇る時計会社だ。
電池を動力とする時計といえば、クオーツ以前にまず、エレクトリック(電気）時計が登場した。
1958年にハミルトンが発表して以来、各メーカーに派生したが、やがてクオーツに駆逐されてしまった。
しかし、タイメックスだけはエレクトリックを捨てることはなかった。
タイメックスがエレクトリックを発表したのは、1961年だった。
1970年代にはいってもタイメックスはクォーツと並んで量産タイプのエレクトリックの低価格時計を作り続けた。
エレクトリック
時価
この時計はカレンダー付きのタイプで、実用的なシンプルさを持ついかにもタイメックスらしいものだ。タイメックスは床に投げ付けたり、水槽にいれたりという、かなり過激なコマーシャルを展開し、その頑丈さを消費者にアピールした、というのは有名だ。また、タイメックスは工場をアメリカではなく、世界各国に設けて、分業体制を確立していた。この時計もドイツで作られたものだ。1944年にノルウェー人の実業家ヨアキム・レムクールがインガソル・ウォーターベリーを買収したことに始まるタイメックスが成功した一因は、この分業体制にもある。
アイアンマン
1万2000円
1970年代後半ハワイの海兵隊の兵士たちが、思いつきで始めたというトライアスロンは、水泳、自転車、ランニングの3種類の競技を連続して行う苛酷なレースだ。このスポーツの原型であるハワイ島コナで行われたレースは「アイアンマン・レース」と称された。1985年度のアイアンマン・トライアスロン・ワールド・チャンピオンシップの公式時計に選ばれ公式計時を担当したタイメックスは、トライアスロン用時計「アイアンマン」を開発した。8回分のラップの記憶と呼び出しができる8ラップメモリー機能、16時間連続計測可能のクロノグラフ、10時間連続カウントダウンタイマー、ラップ計測時の累積機能、アラーム、月・日・曜日表示、 4年間カレンダー、 1位と2位のフィニッシュタイム表示、100m防水機能、以上の機能がこのデジタル・ウオッチに搭載されている。多種多様のスポーツ・ウォッチが出る中で、画期的な時計といえよう。
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